皆さんは、自分の保育にはなくてはならないものってありますか?
保育室にはおもちゃがたくさんあるけれど、なぜか子どもたちの目が輝く「特別なアイテム」ってありますよね。
今回は、私が長年の保育士生活で出会った、とっておきのアイテムと、その活用法をご紹介
します!
子どもたちが大好きなミッキーのパペットとボールペン

ディズニーランドに行った時のお土産として購入したミッキーのパペットとボールペンは、子どもたちに大人気です!「あれ?ミッキーが遊びに来たみたいだよ…!」と声をかけるだけで、みんなの目の色が変わります。
ミッキーパペットの遊び方
①仕切りボードの後ろにミッキーを隠す
②みんなで「おーい、ミッキー!」と呼び、「はーい!」とゆっくりと登場。
呼んだらすぐに登場させるのではなく、耳だけ出したり、手だけ出したり、少し出てきてまた隠れたりと、一工夫加えるだけで子どもたちの注目度と期待感が高まります。
③「みんなおはよう!」と、挨拶を!
頭を大げさに下げたり、身体を大きく揺らしたりと、ミッキーの動かし方も工夫してみて下さい。子どもたちの笑いを誘うことができるんです。
④「ミッキーマウスマーチ」を歌う
唄う際にもただ唄うだけではありません。
2小節ごとに「ばあー‼」と思いっきり口を開くのが、この遊びのコツなんです。
゛ぼくらのクラブの リーダーは・ばあー‼”
゛ミッキーマウスミッキーマウス ミッキミッキマウス・ばあー‼”
初めての時は、ミッキーの口の大きさや動きに驚いてしまいますが、次第に楽しんでみてくれる
ようになります。
わたしの場合、約7年間この遊びを取り入れているんです。どの子もみんな楽しみにしてくれ、「ミッキー来てくれたかな?」と言うだけで、慌てて椅子に座ってくれる姿も見られました。
ディズニーボールペンの遊び方
- 「こっちから~出てきたよ」の手遊びに使ったり
- ミッキーに触れるように、一人ひとりの所へ回ったり
- 「いないいないばあ」でミッキーのサングラスを動かしたり
- マイクにして質問したり
ちょっとした遊びをしたい時に、とても万能なアイテムです。
子どもたちを惹きつける、ちょっとした仕掛けのおもちゃたち

紙ふうせんや太鼓、吹き戻し、ラッパなどのおもちゃは、
「あとちょっと待っていてほしい時」
「子どもたちを一箇所に集めたい時」に大活躍してくれました。
紙ふうせんの遊び方
- 膨らましたりしぼませたりする様子を見せる
- 各グループの所まで飛ばす(顔に当たらないように要注意)
- 先生同士で打ち合う姿を見せる
子どもたちには、破れやすいことやそっと触れることを、予め伝えておきます。そうすることで、子どもなりに優しく触れたり、先生に渡してくれたりしてくるようになるんです。
加減がうまく出来ず、潰してしまうこともありますが、「しまった!」という表情をしてくれる
ので、とても愛おしく感じます。
太鼓の遊び方
太鼓でなくても、タンバリンでもOKです。
「○○くん」「は・あ・い」のお返事遊びで取り入れます。
「は・あ・い」と言いながら、太鼓を「タン・タン・タン」と打ってもらいます。「返事をする」を習慣化させるだけでなく、簡単なリズム打ちを身につけられるので、非常に優秀なアイテムの
一つです。
ラッパの遊び方
集まってほしい場所に座って、まずは「これ使ってみよう!」と鳴らしてみます。面白い音に
自然と子どもたちの目が先生へと集まります。
あまり頻繁に使うと、印象としてあまりよろしくないので、時々にして下さいね。いつも同じ
ばかりでつまらないな、いつもと違うことを…という時だけにしましょう。
みみ先生と言えばこのカバン!

これは、上記のアイテムだけでなく、その日の保育に必要な絵本やパネルシアターなどのアイテムを入れている「みみ先生カバン」です。
中身はこんな感じ↓↓

カバンの中に、その日に使うものや常に入れておくと便利なアイテム、絵本やパネルシアターなど、なんでも入れておきます。
このカバンを持って現れるだけで、子どもたちは「みみ先生が何かするぞ!」「なにするのかな?」と期待感を持って集まってきてくれるんです。このカバンのおかげで、スムーズに活動を
始めることができます。
「みみ先生と言えばコレ!」という絶対アイテムです。
まとめ|「わたしといえば!」という自分だけのアイテムを

「ミッキーのパペットと言えば、みみ先生!」
「あのカバンを持っているということは、何か楽しいことが始まる!」と、
子どもたちの中に「○○先生のシンボル」が浸透すると、保育がぐっと楽しく、スムーズに
なります。何でもいいんです!
今回ご紹介したような、旅行先で購入した思い出の品でもいいし、子どもたちに好評だった絵本や紙芝居でもいい。手作りの出し物やおもちゃでも、もちろんOKです。
ぜひ、皆さんも「自分の保育になくてはならないもの」を見つけてみてはいかがでしょうか。
きっと、子どもたちとの毎日がさらに楽しく、やりがいのあるものになりますよ!
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