ハサミが苦手な保育士さんへ!製作の効率が上がる簡単テクニック

ハサミが苦手な保育士さんへ!製作の効率が上がる簡単テクニック


「ハサミが苦手…」
「もっと効率良く進められるようになりたい…」


保育士の仕事にはハサミを使う作業が欠かせません。

行事や製作で作り物が多くなると、作業の効率化は大きな課題ですよね。


この記事では、ハサミの苦手意識をなくすための簡単な切り方のコツから、丸の切り抜き方
顔の作り方まで、日々の保育製作に役立つ具体的なアイデアをご紹介します。


ハサミの基本:ギザギザにならない「まっすぐな切り方」のコツ



ハサミでまっすぐ切るのが苦手な方でも大丈夫です。「スースー」を意識することで、仕上がりが格段に変わります。




勢いよく「ザクザク」と切ってしまうと、線がギザギザになったり、ずれてしまったりすることがあります。

「ザクザク」ではなく「スースー」を意識する



きれいに切るためのポイントは、「スースー」と滑らかに切る感覚です。

  1. 刃先を切り始めたい線にぴったり合わせる
  2. 線をなぞるようにゆっくりと刃を進める


「ザクザク」ではなく「スースー」を意識する



このコツを意識するだけで、誰でもきれいにまっすぐ切れるようになります。


丸やくり抜きも怖くない!簡単な切り抜きアイデア



丸や四角のくり抜きは、きれいに作るのが難しいですよね。

ここでは、

  • 「丸」を描くときのおススメアイテム
  • 丸の基本的な切り方
  • 形をくり抜く方法


この3点をご紹介します。




コンパスを使うのが面倒な時は、身近にある丸いものを型紙として活用しましょう。

【活用アイデア】
セロハンテープの芯、おもちゃのコップ、蓋など、使いたいサイズに合わせて選びます。

身近な物で「丸」を描く



【描くときの注意点】

必ず鉛筆かシャープペンを使いましょう。ペンでなぞると、インクが付着したり、作品の裏から
透けて見えたりすることがあるので注意が必要です。




線に沿って丸く切りたい場合は、ハサミを固定し、紙の方を動かしながら切ると、きれいに
仕上がります。

【ハサミを少し開いて固定】

ハサミの刃を少しだけ開いた状態にし、切る位置に合わせましょう。

【紙を回すように動かす】

ハサミはあまり動かさず、切る線が常に刃先に来るように紙の方をゆっくりと回しながら切って
いきます。

【少しはみ出す】

切りにくい部分は、少しだけ外側にはみ出すように切ります。後から修正をするとキレイに
仕上げられます。

きれいな丸に切るコツ





形をくり抜きたい時は、以下の手順で安全にきれいに仕上げられます。

  1. カッターで小さく切り込みを入れます。
  2. 切り込みからハサミの刃を入れて、切っていきます。


※カッターがなくても、切り込みを入れたい箇所を少しつまみ、はさみで切り込みを作ることが
できるので、やってみて下さいね。

形をくり抜く方法



「顔」を簡単に作る方法



七夕やひなまつりなどの製作で、「顔」パーツを作る機会は多いですよね。このやり方なら、
効率的でクオリティの高い顔が作れます。




【型紙を準備】

厚紙にこだわらず、不要な画用紙の切れ端やミス印刷物など、何でも良い大丈夫です。

【左右対称に作る】

左右対称のものを作りたい時は、作りたい形を型紙に描き、半分におります。半分に折ったまま、描いた線を切っていくと、左右対称になります。

失敗しない「顔」の作り方
失敗しない「顔」の作り方


この方法なら、一つ一つ形を考えながら切る手間が省け、作業効率がぐんとアップします。


まとめ|ハサミのテクニックをマスターして製作をもっと楽しく!



ハサミの使い方が少し変わるだけで、日々の製作準備はもっと楽しく、効率的になります。

今回ご紹介した

「まっすぐ切るコツ」
「丸の切り抜き方」
「顔を簡単に作る方法」

このテクニックをマスターすれば、作業負担が減るだけでなく、作品の仕上がりも向上する
でしょう。


ぜひこれらのアイデアを活用して、子どもたちの笑顔につながる素敵な製作活動を楽しんで
くださいね。

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