「雨が続いて戸外遊びができない…」
「今日の室内活動、どうしよう?」
天候に左右されやすい時期は、室内遊びのアイデアに悩む保育士さんも多いのではないでしょうか。
この記事では、そんな時に役立つ、室内活動のアイデアを、実践例を交えてご紹介します。
すでに実践している園もあるかもしれませんが、ぜひ最後までご覧ください!
ボール・風船・新聞で楽しむクリエイティブ遊び
身近な材料を使って、子どもたちの五感を刺激し、体を動かせる遊びです。
ビニールプールや段ボールで秘密基地&ボールプール
ビニールプールやボールプールは定番ですが、
他にも…、
子どもが入れるサイズの段ボールを用意したり、

牛乳パックじゃばら や ソフトブロックでプールを作ったりし、

牛乳パックじゃばら画像 出典:若おばちゃん「わらこの部屋」
若おばあちゃん「わらこの部屋」/手作り小物/牛乳パックで作るおもちゃ
ソフトブロック画像 出典:eBaby-Selcet by Nihon Ikuji 公式オンラインショップ
ふやせるアスレチックソフトブロック ベーシックセット | おもちゃ,遊具 | 日本育児公式オンラインショップ eBaby-Select
他のもので代用すると、また違った楽しみ方ができます。
ボールを、風船やちぎった新聞紙などに変えるだけでも、遊びのバリエーションが広がります。
ちなみにですが、
「〇〇先生のところに集まって!いくよー、いーち、にーの、それー!」
と掛け声をかけながら、
みんなで一斉に新聞紙の雪を降らせる「新聞紙シャワー」は、子どもたちに大人気でした。
的当て遊びで集中力と運動能力アップ
的当て遊びや玉入れ遊び取り入れることで、運動能力アップにつながります。

壁にイラストを貼ったり、ぶら下げたりと、的を工夫することで飽きずに楽しめます。
また玉入れ遊びは、先生がカゴを持ち歩き、ときどきカゴの位置を変えて下さい。遊びに変化をつけることで、子どもたちの集中力は継続していきます。
投げるものは、ボールだけにこだわらず、

風船や新聞紙を丸めたボールなども取り入れ、バリエーションを増やすことも必要です。
体操CDを最大限に活用!「変身体操」で大盛り上がり
ただ体操をするだけでなく、一工夫加えるだけで、子どもたちの笑顔が弾ける特別な時間に
なります。
体操CDと先生の「変身劇」で遊びに深みを
先生が、子どもに親しみのあるキャラクターのお面をつけて、登場しましょう。
声はあまり出さないほうがいいです。進行役の先生と耳打ちでやり取りしながら、活動を進めていってください。
わたしのクラスで取り入れたキャラクターは、

ワンワン画像 出典:すくコムNHKエデュケーショナル
ワンワンへの年賀状作品 入選おめでとうございます!「いないいないばあっ! ワンワンとうーたんの絵カード」をプレゼント♪ | 子育てに役立つ情報満載【すくコム】 | NHKエデュケーショナル
アンパンマン画像:バンダイ商品・サービスサイト
それいけ!アンパンマン | キャラクター | バンダイ 商品・サービスサイト
お面のサイズは、顔が隠れるサイズにしていました。
最初は、怖がってしまう子も見られますが、しだいに慣れてきてくれるので、大丈夫です。
それまでは、側について、親しみがもてるような声かけをしてあげて下さい。
活動の進め方は以下を参考に!


ぜひ、先生方のアイデアで様々な「変身体操」を試してみてくださいね。
廊下探検で気分転換&発見の喜び
保育室を飛び出して廊下に出るだけでも、子どもたちにとっては新鮮な体験です。
廊下に出て、他のクラスの様子を見たり、先生たちと触れ合ったり、保育室以外から見える景色を楽しんだりすることで、気分転換になります。
さらに、こんな遊びもおススメです。
「見つけた!」を楽しむ廊下探し物ゲーム


この活動では、見つけた喜びで、先生より先に走ってしまう子もいるかもしれません。
保育室を出る前に
「見つけても、先生より先に行かないよ。おケガしたりするといけないからね」
などと、安全に関するお約束を伝えておきましょう。
また、体が前のめりになってしまう子もいますが、危険でなければ、無理に否定せず、子どもの好奇心に合わせてサポートしてあげてください。
その他の室内遊びアイデア
他にも、
- サーキット遊び
- ピアノで表現遊び
これらも、室内遊びのバリエーションの中に入れておくことをおススメします。
サーキット遊び
登り降り、慎重に渡る、滑る、ジャンプする。
巧技台やソフトブロック、マットをうまく組み合わせ、体を思い切り動かせるような工夫をして下さい。高低差や素材の違いで様々な動きを引き出せます。
ピアノで表現遊び
普通に歩く、急に速くなったりゆっくりになったり、テンポに合わせてジャンプしたり、その場で回ったり、後ろ向きにバックしたり。
「カエル」や「どんぐり」の真似っこを促すなど、先生の声かけ次第で無限にバリエーションが広がります。ピアノが苦手でも、それっぽい音を出すだけでも十分楽しめますよ。
まとめ:雨の日も室内遊びで子どもたちの「楽しい!」を引き出そう
雨の日でも、アイデア次第で室内遊びは無限に広がります。身近な材料の工夫や、先生のちょっとした声かけ、そして子どもたちと一緒に楽しむ気持ちが、活動をさらに盛り上げます。
これらのアイデアを参考に、子どもたちの笑顔が輝くような室内活動をぜひ実践してみてください。
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