ぜん息&アトピーへの対応


園に通っているお子様の中には、

ぜん息やアトピー持ちのお子様もいる

と思います。

今回は、

日本小児科医会が掲載している

【アレルギー対応ガイドライン】を

活用させていただきながら、

ぜん息&アトピーへの対応と

咳やじんましんへの対応について

お届しようと思います。


「気管支ぜん息」対応の基本

・気管支ぜん息症状の予防には、

 アレルゲンを減らすための環境整備が

 極めて重要である。

 そのため、保育所での生活環境は、

 室内清掃だけでなく、特に寝具の使用に関して

 留意する必要がある。

・保護者との連携により、
 気管支ぜん息の治療状況を把握し、
 運動等の保育所生活について、

 事前に相談する必要がある。

(アレルギー対応ガイドラインより引用)

大切なことは…、

・入所前面談の際に、

 園生活の中で気をつけること

 発作が起きた時はどうしたらいいのか

 を保護者と共有をしておくこと

言葉が話せる年齢のお子さんには、

 苦しくなったら我慢せずに先生に言うように

 普段から伝えておくこと


アトピー対応の基本

・アトピー性皮膚炎の子どもの皮膚は

 刺激に敏感であり、

 皮膚の状態が悪い場合には、
 皮膚への負担を少なくする配慮が必要である。

・悪化因子は、個々に異なるが、
 室内の環境整備だけでなく、場合によっては

 外遊び、プール時に対応が必要となる

 ことがあり、保護者との連携が必要である。

(アレルギー対応ガイドラインより引用)

大切なことは…、

・投薬が可能な園は、

 薬を持参する際のルールを

 保護者に説明する。

園生活で気をつけること

 保護者と共有する。

汗やよだれは細目に拭くこと

・かゆみがひどい場合は、

 かゆいところを冷やすことで症状が和らぐ

 濡れたタオルで汗をふき取ることも効果あり


・水分をこまめに補給する
→水分が不足すると

 痰が硬くなりやすくなるため、

 積極的に摂らせてあげる

・部屋を加湿する

・背中をトントンとたたく

→体を起こした状態で、

 背中を軽くトントンとしてあげる

・咳込んでいるときは座った姿勢をとる

→膝を曲げて腹筋を緩めたほうが楽になる

〈睡眠時の咳への対応は…、〉

横向きに寝かせると楽になることがある

枕や布団などを積んで

 少し上体を起こした状態で寝かせる

 と呼吸がしやすくなる

咳き込んで寝苦しそうなときは、

 背中を軽くトントンとたたいてあげることで

 咳や痰が出やすくなる


・冷たいタオルや保冷剤などで冷やすと楽になる

→かいたり、温めたりすると

 大きくなったり広がったりするので注意

・こんな場合は保護者に連絡を‼

→ゼーゼーと息苦しい様子がある、お腹を痛がる、

 ぐったりしているなどの様子があるとき

ついでに…、

よく痒がる子は、爪の長さを確認し、

場合によっては、

短く切ってあげましょう。

「爪切りは保護がやってよ!」と

感じると思いますが、

それも協力し合いだと思います。

子どもの爪は伸びるのが早いから、

平日は保護者もそんな余裕はないかも!

わたしたちと同じです😊

そういう気持ちで協力してあげて下さいね!


ぜん息&アトピーって

どういう病気で、どんな症状?

と思った方は、インスタでお届しています。

食物アレルギーは?

と思った方は、【note】というサイトで

詳しく説明させてもらっています。

インスタ&【note】は、

公式LINE経由になります。

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