さて、今日のインスタで、
「午睡時のヒヤッと事例」を
お届しました。
前回同様、
具体的にどう気をつけたらいいのかを
綴っていきたいと思います。
くり返しになりますが、あくまで、
わたしの経験、考え方でお届していくので、
ご理解いただけたらと思います。
午睡中に気をつけたいこと
①午睡時のマニュアル
午睡時や午睡中のマニュアルが
各園にあると思います。
マニュアル=ルール(決まり事)
何をしなくてはいけないのか、
どの先生もご存じですか?
マニュアルが分かっていないと…😥
・子どもの命に繋がる危険性が増す。
・子どもから目を離しがちになる
・適当に子どもをみてしまう
・この状態が「危ない」ということが
分からない
・子どもの異常に気付かない
他にも想定されることあると思います。
気をつけること…、
自分の園の午睡時のマニュアル(ルール)を
知ること、理解すること
→担任だけでなく、パート先生、
昼寝のないクラスの先生も!
☆具体的にどんなマニュアル?
(わたしの勤めていた園では…)
①うつぶせ寝禁止
→寝たら、寝返りをしたら、
あおむけ寝にする(保護者了承済みです)
②5分おきにチェックをする
→呼吸をしているかを確認します。
胸の動きや口近くに手を当てたりして
(キッチンタイマーを使っています)
③チェック表を活用する
→5分おきに、呼吸をしていること、
うつぶせ寝や横向き寝からあおむけ寝に
直したことを矢印でチェックをする
④保育室の明るさ
→晴れの日に、
レースカーテンだけの明るさ
(直接、監査でも指摘されました)
このマニュアルは
わたしの勤めていた園だけではなく、
国からの通知を受けて作られたものです。
なので、
どの保育所もほとんど同じだと思います。
②子どもの寝ている様子
マニュアルが理解出来たら、
次に見逃してはいけないのが、
子どもの寝ている様子です。
これを見逃してしまうと…😫
・窒息しているかも
・咳からの嘔吐をしているかも
・咳上げが原因で
痰を喉に詰まらせるかも
・呼吸できない状態になっているかも
・風邪をこじらせてしまうかも
などなどと、
命に関わることが更に想定されます。
気をつけること…、
・あおむけ寝にすること
→タイマーに関わらず、
気がついたら直してあげましょう。
・布団のかかりすぎ
→布団が顔までかかっていないか
敷布団に口と鼻がくっついていないか
・布団のかけ方
→寒い日は、胸あたりまでかかっているか
暑い日は、お腹あたりだけ、
かかりすぎていないか
☆あおむけ寝にすることで、
子どもを起こしてしまうことを
心配してしまう先生が多いと思います。
・利用前の面談時に
睡眠中のルールを保護者に伝える。
→起こしてしまうかもということを
了承してもらう
・保護者にきちんと伝える。
→仰向けにしたら起こしてしまったことを
お迎え時に伝えておきましょう。
(帰宅後ぐずってしまうかも、
いつもより早く眠くなってしまうかも
の情報共有として伝える)
・慣れたら起きなくなる
→先生も子どもも慣れたら、起きることが
なくなります。
起きてもすぐ寝ていくので、
体をさすったり、
声をかけたりしてあげてください。
☆咳をしている時は…、
ここに記載しているので、
チェックしてみてください!
③チェックをさぼっていない?
(わたしも心あたりあるので、
あまり人のことは言えませんが…)
マニュアルも、見ないといけないところも
知っている、理解しているのに
やっていないが一番危険です😫
確かに、
5分おきにチャックするのはめんどくさい!
チェックし終わったらもう5分!
あおむけ寝にすると起きちゃう!
今のうちにやることがたくさんある!
期日がせまっている!
残業したくないからやらせて!
その気持ちは十分に分かります‼‼
でも、
命に関わることが起こったら、
先生たちが責任を負われることになります。
だから、さぼってはいけません😊❗
まとめ
午睡中の呼吸のチェックは
本当に大変ですよね!
特に、行事が迫っている時なんて!
でも、保育中の事故の中で、
午睡中の事故が最も多いということを
理解しておいてください。
その上で、
先生たちが業務に追われていて、
午睡のチェックが疎かになるようなら、
午睡チェックをしてくれる先生を
配置するなど、
何かしらの改善が必要だと思います。
現場の状況をよく見て、
先生たちと相談しながら
子どもたちの命を守る保育を
作っていってください。
コメント