食事中に気をつけたいこと


さて、前回インスタで、

「おやつ&給食時のヒヤッと事例」を

お届しました。

今回も、

具体的にどう気をつけたらいいのかを

綴っていきたいと思います。

あくまで、

わたしの経験、考え方でお届していくので、

ご理解いただけたらと思います。


①アレルギー源混入のチェック

アレルギーは命に関わることなので、

ここを疎かにしてはいけないですねよ。

調理さんがちゃんとしているから大丈夫!

と人任せにしてはいけないと思います。

万が一間違えてしまうと…😫


・アレルギー症状を引き起こす

・救急車を呼ぶ事態に発展する

・命に関わる事態になる

・園の信用が失われる

とにかく、

人のお子様の命に関わることになる

恐れがあります。

気をつけることは…、

・食事が用意されたら、

 アレルギー源が入っていないか

 担任が最終チェックをする。

(ダブルorトリプルチェックが必要)

・アレルギー用の給食と対象児が合っているか

 2人で確認してから提供すること

(わたしの勤めていた園では、

 声だし確認が必須でした。)

・アレルギー児に食事を提供するまでの

 マニュアルはあるか、

 あれば、全員が把握できているか

・各クラスのアレルギー児を把握できているか
→他のクラスの先生も、パート先生も

 園長、主任も 何アレルギー かだけでも

 把握できていますか?

 土曜保育や合同保育の時に、

 担任がいないかもしれませんよ!

②子どもの配置と先生の配置

先生1人に対して子どもを何人見ているか、

子どもはどこに座ってもらい、

先生はどこについているのか!

配置がうまくいっていないと…😧

・子どもが困っているけど、

 すぐに助けることができない
・子どもの異変にすぐに対応できない

→その子の所まで

 手が届かないor移動しないといけないから

・子どもの困っていることor異変に

 気づけない

→その子が見えにくいから

気をつけることは…、

①先生1人に対して

 見切れる子どもの人数を見極める

②見切れる為に、1つのテーブルに座る

 子どものメンバーをよく考える。

→手助けが必要な子ばかりが集まったら

 そこの先生大変でしょ!

③自分のグループの子がどこに座り、

 先生はどこについたら見やすいのか

☆テーブルの配置を決める際、

 どうも先生の数が足りない場合は、

 もう一人配置してもらうようお願いしても

 いいと思います。

③食事中の先生の役割は…、

食事中の先生の役割は把握できています?

食べている姿を見ているだけじゃない?

手持ちぶさたでよそ見していない?

先生の役割を理解できていないと…😟

・食べ物を詰まらせてしまうかも

・子どもが困った時、異変が起こった時、

 すぐに対応できない

・他児のものに手を触れてしまうかも

・アレルギーの子にアレルギー源の

 食べ物をあげてしまうかも

(おかわりとかで)

気をつけること…、

もちろん!

少しでも食べられるように

援助をすることも大切ですが、ここでは!

・口に入れる速さを見てあげる

どんどん口に入れていく子もいるので、

手を止めてあげ、

口の中がなくなってから食べるように

教えてあげましょう。

子どものことを理解した上で、

「ゆっくりね」と声をかけてあげたり、

咀嚼を促す援助をしてあげたりして

あげてください。

・スプーンにすくった量

特に1~3歳児クラスの子は、

スプーンですくう量を調節することは

難しいです。

それで口いっぱいになり、

窒息の原因になることもあります。

すくった量をみてあげ、

「お口よりも大きいから、

 ちょっと減らすね」など声をかけ、

すくった量をその場で調節してあげましょう。

・よそ見をしないこと

特に、

アレルギーの子や離乳食の子には

1対1になりやすく、

手づかみでも自分で食べられると、

見ているだけの状態が続き、

他のところに目を向けがちになります。

しかし、

なぜ!その子についているのか、

なぜ!1対1の対応が必要なのかを

理解していれば

よそ見をすることは無いはずです。

☆また、先生たちが慣れてくると、

 先生同士で話をすることもあり、

 子どもたちへの注意がそれてしまいます。

声かけあい、コミュニケーションも

とても重要ですが、

子どもへの注意がそれては意味が無いです。

そこをよく考えていきましょう。


他にも気をつけることが

あると思います。

食事は子どもの命に関わる事例の

1位2位にあたる活動だと思います。

保護者からお預かりしている

大切な命のある子どもたちなので、

食事中の先生の役割を

きちんと理解しておきたいですね。

もちろん!

うまくできないこともあるので、

先輩のやっていることを

教えてもらったり、盗み取ったりして

精進していきましょう。



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